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高血圧の基礎知識

高血圧の原因は?

実は高血圧の80%以上は、明確な原因が不明です。しかし、生活習慣と遺伝的な体質が関係しているとことは解明されています。次の世代に残さないためにも、生活習慣には気を配りたいものです。

高血圧の80%以上が原因不明と言われています

高血圧は、原因により「一次性高血圧」と「二次性高血圧」に分類されます。「一次性高血圧」は、「本態性高血圧」と呼ばれ、特に異常がないのに血圧が高くなり、原因も特定できません。ただし、原因となる危険因子は明らかにされています。食塩の採りすぎ、加齢による血管の老化、ストレス、過労、運動不足、肥満、そして遺伝的要因などが危険因子として挙げられています。
一方、「二次性高血圧」は、腎臓病やホルモン異常など、原因となる病気があるものを言います。こちらは、原因となる病気が治癒することで、高血圧も改善されます。

塩分と高血圧の関係

高血圧予防の代表的なものが、塩分摂取を抑えることです。では、なぜ塩分の過剰な摂取が問題なのでしょうか? 簡単に言うと、塩分(ナトリウム)をとりすぎると、血液中の塩分濃度が上がります。濃度が上がると細胞組織の活動が低下してしまうため、水分で薄める作用が働きます。そのため、腎臓が水分を血液中に送り出し、その結果、血液の全体量が増大し、血圧が上昇するのです。

【図:塩分と高血圧の関係】

図の説明

  1. 正常な状態:まばら
  2. 血中Na+濃度が上昇すると……
  3. 水分摂取が増加し、血圧上昇

高血圧の原因には、遺伝子が関係しています

【イラスト:高血圧の原因は、生活習慣と深い関わりが……感情の激変やストレス・塩分の採りすぎ・肥満・過労】一次性高血圧には、遺伝的な要因が関係しています。調査によって結果は異なりますが、一例として、両親とも高血圧の場合、高血圧になる素因を子供が持つ確率は1/2、親のどちらかが高血圧の場合は1/3、両親のどちらも高血圧でない場合は、1/20という結果が出ています。あくまで高血圧になりやすい遺伝的因子の割合で、環境因子によっては発症しないケースも当然ありますが、遺伝との関係を知り、生活習慣に注意を配ることは予防につながります。


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