ホーム > 高血圧の合併症 > 合併症:脳に関する病気

合併症:脳に関する病気

高血圧を放っておくと動脈硬化が進み、脳梗塞や脳出血といった脳に関する合併症が突然起こることがあります。

脳に関する合併症の種類

【図】脳に関する合併症の種類

脳血管疾患は日本人の死亡原因の第1位でしたが、1980年以降次第に減少。2011年には死亡原因の第4位となっています。その内訳は、脳梗塞が最も多く57.4%、脳出血が26.2%、くも膜下出血が11.1%の順になっています。(厚生労働省「平成23年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」)

【図】脳梗塞

脳の血管が詰まって起こる「脳梗塞」

脳梗塞は、脳の血管が動脈硬化を起こしている場所に、血栓(血のかたまり)が詰まることで発症します。血流が止まると、その先に酸素や栄養分が供給されないため、脳細胞が死に、脳に重大な障害をもたらします。症状は軽い場合もありますが、重い場合には言語障害、体の片側のマヒ(片マヒ)、意識障害に陥ることがあります。
脳梗塞はその原因により、3つに分類されます。「アテローム血栓性脳梗塞」は、頭蓋内の動脈などで起こった動脈硬化(アテローム硬化)による血栓が原因となります。「脳塞栓」とは、心臓などでできた血栓が脳へ流れ、血管を詰まらせることが原因です。そして「ラクナ梗塞」は、脳の深部にある最小動脈の血栓を原因とするものです。

【図】脳出血

脳の血管が切れて起こる「脳出血」「くも膜下出血」

高血圧が続くと、脳の細い血管が動脈硬化を起こし、これが破裂して起こるのが、「脳出血」です。多くの場合突然起こり、重症な場合は死亡することもあります。一命を取りとめたとしても、言語障害や片マヒなどの後遺症が残ることも少なくありません。
さらに、死亡率の高いものに「くも膜下出血」があります。これは、脳の血管に動脈瘤ができ、それが破裂して起こるもので、やはり高血圧が原因の1つとされています。

文字サイズ
小
標準
大

お問い合わせ

ノバルティスの取り組み

このサイト全般の監修医