生活習慣の修正
血圧を下げるために、食事をはじめ生活全般にわたる改善を行うのが生活習慣の修正です。長い間の習慣を変更するのはなかなか大変ですが、自分のペースで、無理せず修正していくのがポイントです。
高血圧の治療に当たっては、生活習慣の修正と薬物療法が2つの柱になります。薬物療法をしているからといって生活習慣を改めなくていいわけではなく、高血圧の方全員が、生活習慣の修正には取り組む必要があります。また、生活習慣の修正は、高血圧だけに有効なものではなく、すべての生活習慣病、ひいてはすべての病気に対して有効であるということができます。高血圧の人だけではなく、健康な人が実践することで、様々な病気の予防にもなる、健康的で、理想的な生活スタイルなのです。
では具体的には何を修正していくのでしょうか。日本高血圧学会では、6つのポイントを上げています。 要約すると、塩分、脂肪分、お酒を控え、禁煙し、適度な運動を行うということで、とりたてて特殊なことではありません。きちんと目標を立てて、できるところから取り組んでいきましょう。
※野菜・果物の積極的摂取は、重篤な腎障害を伴う場合では、高カリウム血症をきたす可能性があるので推奨されません。また、果物の積極的摂取は摂取カロリーの増加につながることがあるので、糖尿病患者には推奨されません。
※飽和脂肪酸とは、主に動物性の脂肪に含まれる脂肪酸で、多量に摂取すると血液中のコレステロール値を上昇させ、動脈硬化などを促進するものです。
※実施の際には、医師にご相談ください。
日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2004」より作成
