生活習慣の修正
カリウムが多く含まれる野菜などの食品は、塩分を排出して、血圧を抑える効果があります。カリウムを上手にとることで、上手な食事療法、血圧管理を目指しましょう。
医食同源という言葉があるように、食と医療はとても密接な関係にあります。塩分の採りすぎが血圧の上昇に関係する一方で、カリウムを摂取すると、余分な塩分が排出され、血圧を下げる効果があることがわかっています。高血圧の治療中の人は、減塩と合わせて、積極的にカリウムをとる料理を選択しましょう。
カリウムの摂取量に決まりはありませんが、目安としては食塩の1/3程度と考えてください。仮に1日10gの塩分をとるとすると、3~4gのカリウムが必要です。カリウムは、主に野菜類(アスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草など)、いも類、果物類(プルーン、干しあんず、バナナなど)などの植物性食品や、ひじき、わかめなどの海草類に多く含まれています。こうした食品を積極的に食べるようにして、バランスの良い食事を目指しましょう。
ただし、腎臓が悪い人がカリウムを多く摂取すると「高カリウム血症」になり、血圧の上昇を招くことがありますので、ご注意ください。
| 食品名 | 量(g) | カリウムの量(mg) |
|---|---|---|
| ほうれん草 | 80 | 552 |
| 春菊 | 80 | 368 |
| じゃがいも | 50 | 205 |
| 芽キャベツ | 30 | 183 |
| 大豆 | 20 | 380 |
| 小豆 | 20 | 300 |
| 枝豆 | 45 | 265.5 |
| きな粉 | 10 | 190 |
| アボガド | 60 | 432 |
| バナナ | 100 | 360 |
| りんご | 200 | 220 |
| キウイフルーツ | 70 | 203 |
| わかめ | 3 | 156 |
五訂日本食品標準成分表より作成
