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医療関係者のみなさま

地域別高血圧Q&A(岐阜篇)

【Q】妊娠高血圧とは何ですか?

森岡康夫先生

岐阜市
もりおか内科
院長 森岡 康夫 先生

【Answer】

妊娠すると末梢血管の抵抗が減る現象がみられますので、血圧は一般に下がります。ところが、もともと高血圧の素因のある場合や、肥満している女性では妊娠をきっかけに高血圧になることがあります。これが「妊娠高血圧」で、以前は「妊娠中毒症」と呼ばれていました。
妊娠高血圧は重症になりやすく、時に急激に症状が悪化し、意識障害やけいれんを起こして死に至る場合もありますので、対応には厳重な注意が必要となります。治療に関しては、未だ完全に結論が出ているわけではないのですが、多くの専門家はできるだけ早い降圧療法の開始を勧めています。
基本的にはお薬は使わず、安静と塩分制限で対処しますが、血圧値が140/90mmHg以上になったら、ただちに降圧薬などのお薬で血圧を下げるようにするのが普通です。しかし、妊娠高血圧の場合、使えない降圧薬もありますので気をつけて下さい。

 
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