
A. 診察室で測った血圧が正常(140/90mmHg未満)であるにもかかわらず、家庭で血圧を測定すると高くなっている場合(135/85mmHg以上)を「仮面高血圧」とよび、注目を集めています。本当は高血圧であるのに医師の前では正常血圧の仮面をかぶっているように見えるので、「仮面高血圧」とよばれるのです。この仮面高血圧は、未治療の方では、早朝高いタイプ、夜間高いタイプ、受診日は普段のストレスが減り禁煙するため血圧が安定するタイプ、などがあります。降圧剤を服用している方では、夜間から早朝にかけて薬の効果が不十分な場合にみられます。
40歳以上の約1割が該当するとも考えられている仮面高血圧は、外来血圧を測定しただけでは見つかりにくいうえ、心筋梗塞や脳卒中の発生頻度が高いことが知られているので注意が必要です。薬の効果が不十分で仮面高血圧をきたしているときは、24時間持続性の薬に変更する、飲むタイミングや回数を変える、作用の違う薬を時間差で使うなどの方法で対処します。まずは、かかりつけの医師に相談してください。

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