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あなたの街の医師が答える高血圧Q&A(札幌編)

Q. 健康診断ではいつも高く、家では正常範囲です。高血圧の治療が必要ですか?

前田至先生
札幌市中央区
宮の森記念病院 循環器科
医長 前田 至 先生
http://www.miyanomori.or.jp/

A. ご質問の高血圧は白衣高血圧といわれており、医師や看護師の白衣を見て緊張して血圧が上昇してしまうものです。自律神経に異常がある場合や、精神的に緊張しやすい人に多く、外来患者さんの約2~3割がこの白衣高血圧といわれています。

最近の研究で、白衣高血圧者は、短期間では正常血圧者とまったく変わりませんが、長期間追跡すると、持続性高血圧へ進展しやすく、また心臓・脳血管障害、腎臓障害が生じやすいことがわかりましたので、定期的に医療機関を受診して、経過を観察する必要があります。

白衣高血圧は、通常すぐに薬を飲む必要はありませんが、心臓肥大などの臓器障害がある場合は、薬物治療を考えます。また、高血圧を招く要素を少なくするために定期的な運動や減塩、禁煙をこころがけ、イライラや興奮状態を抑えるため、自分に合ったリラックス法をみつけることも重要です。

いずれにせよ、血圧に対する自己判断はせず、循環器科など高血圧に詳しい科を受診し、相談することをお勧めいたします。


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