特集:高血圧と糖尿病を合併するリスク
糖尿病を予防するには…
登場人物
- 夫、圧賀 昇(あつが のぼる)さん
- 42歳。血圧が142/91mmHgのちょっと太めの典型的なサラリーマン。
- 妻、圧賀 静子(あつが しずこ)さん
- 35歳。家族の健康が心配になってきた主婦。
- 昇さん
- 糖尿病が怖いことはよくわかったよ。どうしたら予防できるのかな。
- 静子さん
- 糖尿病は生活習慣病のひとつなんだから、まず、あなたの生活習慣を改善することから始めなければね。高血圧の心配がある場合と同じよ。
- 昇さん
- わかった。僕も今日から生活を見直そう。
- 静子さん
- 家でとる食事は私が注意するからいいとして、外食するときは、あなた自身がメニューをしっかり選ぶようにするとか、そういうことから始めるといいわ。野菜を含めていろいろなものをバランスよくとり、あとはお酒と甘いものは控えめにね。
キーワード
- 適切な摂取カロリー量
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いくつか計算方法がありますが、厚生労働省の指針によれば、まず標準体重を次の計算式で求めます。
標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) ×22
身長165cmの人であれば、「1.65m×1.65m×22=59.895」で、約60kgとなります。
この標準体重1kgあたり、
- 事務職や主婦では25~30kcal
- 一般労働者では 30~35kcal
- 重労働をする人は35kcal
が糖尿病に注意している人の標準カロリー量になります。つまり身長165cmの事務職であれば、約1800kcalが1日の摂取量(食事や間食をすべて含む)の目安です。
- 昇さん
- それと運動も大切だね。
- 静子さん
- 無理しなくてもいいから、1日に30分は歩くようにしてね。
- 昇さん
- それならなんとかできそうだ。他に、糖尿病の発症を防ぐ方法はあるのかな。
- 静子さん
- 最近では降圧薬の中でも糖尿病の新たな発症を抑える効果があるといわれるものがあるの。心配だったら、一度、お医者さんに話を聞いてみるといいわね。
※糖尿病新規発症抑制効果については、いずれの降圧薬も国内で適応があるものではありません。