高血圧治療ガイドライン
2 高血圧患者のリスク階層化・高血圧管理計画
高血圧患者のリスクの階層化
高血圧患者を血圧分類、主要な危険因子、高血圧性臓器障害、心血管病の有無により、低リスク、中等リスク、高リスクの3群に階層化しています。この分類を元にして、治療計画を決定していきます。

心血管病の危険因子
- 高血圧
- 喫煙
- 糖尿病
- 脂質代謝異常(高コレステロール血症、低HDLコレステロール血症)
- 肥満(特に内臓肥満)
- 尿中微量アルブミン
- 高齢(男性60歳以上、女性65歳以上)
- 若年発症の心血管病の家族歴
臓器障害・心血管病
| 部位 |
危険因子 |
| 脳 |
- 脳出血・脳梗塞
- 無症候性脳血管障害
- 一過性脳虚血発作
- 認知機能障害
|
| 心臓 |
|
| 腎臓 |
- 蛋白尿
- 腎障害・腎不全
- 血清クレアチニン 男性≧1.3mg/dl、女性≧1.2mg/dl
|
| 血管 |
- 動脈硬化症プラーク
- 頚動脈内膜-中膜壁厚>0.9mm
- 大動脈解離
- 閉塞性動脈疾患
|
| 眼底 |
|
初診時の高血圧管理計画
初診時の高血圧管理は、判定されたリスクに応じて治療計画が立案されます。
